めたぶ

表ブログの裏側で書きなぐる裏ブログです

変な夢

変な夢を見た。

新宿の街を歩いている。というよりも、何故かそこが新宿だということになっているのに、風景は昭和40年頃の田舎町の商店街。その商店街のはずれのあたりで、ぼくは足下に千円札が落ちているのに気づく。「千円ぐらいならもらっておくか」と拾いあげたら、3つに畳まれた千円札に包まれるように一万円札がある。一万円じゃネコババというわけにもいかないなと顔を上げたら、そこにラーメン屋の割烹着のようなものを着た男が血相を変えて走ってくる。「あなたのですか?」と差し出したら、ひったくるように受け取って、そして千円札の方をお礼ですとでも言いたげに差し出す。いや、いらないよというしぐさをしたら、押し付けるように胸のポケットに突っ込もうとする。いいんだからと背を向けたら、ズボンのお尻のポケットに手を突っ込む。「ヤバイ」と気がついたときには、もう財布をスリとられていた。あわてて男を捕まえたところで、人相の悪い中年男が突然にあらわれて、男に向かって凄みをきかせる。これは危ない。絶対に狂言だ。これ以上かかわり合いになっていたら何をされるかわからない。ぼくは慌てて自分の財布をひったくると、その場を逃げ出した。かなり離れた場所でようやく交番を見つけ、無人の交番に駆け込んで確かめたら、財布の中身が数千円減っていた。一瞬で、うまく抜いたもんだと、妙なところで感心した。 

 なんなんだろう?